脂肪吸引なら、どれも十分に実現できる可能性があります。
でも一方で、脂肪吸引はドクターとの意思疎通が結果を大きく左右するもの。
「まさかこんなことになるなんて…」後悔の声は、今も後を絶ちません。
ここでは、そうならないためにぜひ押さえておいていただきたい情報を
一問一答形式でわかりやすくご紹介します。
脂肪吸引なら、どれも十分に実現できる可能性があります。
でも一方で、脂肪吸引はドクターとの意思疎通が結果を大きく左右するもの。
「まさかこんなことになるなんて…」後悔の声は、今も後を絶ちません。
ここでは、そうならないためにぜひ押さえておいていただきたい情報を
一問一答形式でわかりやすくご紹介します。
2023.12.22
男性の脂肪吸引
2023.12.22
脂肪吸引の失敗・修正
2023.12.22
全身の脂肪吸引
2023.12.22
お腹の脂肪吸引
2023.12.22
二の腕の脂肪吸引
監修医師:大橋 昌敬
THE CLINIC 統括指導医。胸部外科学などで博士号を取得した後、高水準の医療技術を求められるカナダで、心臓外科医として活躍。帰国後、美容外科医に転身。国内随一の技術の持ち主として、国内の医療従事者を対象としたテクニカルセミナーの依頼や、国内外で学会発表のオファーが後を絶たない。
カウンセリング |
最初に、担当医のカウンセリングを受けていただきます。 |
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マーキング (デザイン) |
手術の当日には、まずマーキング(デザイン作業)を行います。静止した状態の筋肉や脂肪の位置関係はもちろん、これらが動いた時に予測される変化を把握し、取り除く脂肪とあえて残しておく脂肪とを区分けしていきます。また取り除く際も、どの程度取り除く(深い層の脂肪だけなのか、浅い層も含めるのかなど)かを記しておきます。マーキングは、そのための目印のようなものです。 |
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麻酔/手術 |
麻酔は局所麻酔と静脈麻酔を併用しています。局所麻酔は痛みを抑えるため、静脈麻酔は手術中眠りについていただくためのものです。局所麻酔はチュメセント法で行います。チュメセント法とは、生理食塩水で薄めた麻酔薬を事前に術部に注入する方法なのですが、これには組織を膨らませ、脂肪を柔らかくすることで出血量を少なくする狙いがあります。 |
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術後ケア/休息 |
手術の後、傷口と吸引部位を圧迫固定していきます(この作業はゲストのみなさんが眠っている間に行います)。お身体が回復したら、手術の結果、今後予測される経過と注意点、自宅で行っていただきたいケア方法などをご説明します。 |
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脂肪吸引の原理は極めて単純で、蓄積された皮下脂肪を、専用の細い管で直接吸い出すという痩身法です。メリットは広範囲の痩身が可能なこと、1回の施術で効果が得られること、物理的に脂肪を取り除いてしまうので確実に効果が得られるということ、効果が予測できるので、仕上がりをデザインすることができるということなどです。デメリットとしては、術後のダウンタイムに時間を要すること、施術する医師の技量によって仕上がりが大きく異なる(どこでやっても同じというわけにいかない)ということなどが考えられます。
適応 | 全身(顔を含む) |
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必要な 施術回数 |
1回(脂肪量が多い場合は2度に分けて実施) |
効果 | 高い |
ダウンタイム | あり |
メリット |
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デメリット |
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顔の細部など、数cc程度のごく少ない脂肪をコントロールするのに適しています。また、注射だけで完結できる施術なので、短時間で手軽に行うことができるのもメリットです。
デメリットは、まず広範囲の痩身には不向きであることがあげられます。何度も繰り返し施術を受ければそれなりに脂肪の量は減らせますが、それだけ多くの薬剤を体内に取り込むことになるので、体には良くありません(大量に投与した結果、腎不全を起こした例もあるようです)。また、効果の予測が難しく、仕上がりをデザインすることも難しい施術です。
※脂肪吸引と脂肪溶解注射の違いについては、当院のコラム「脂肪溶解注射はどこにおすすめ?【顔/二の腕/太もも/お腹】」で詳しくご紹介しています。
適応 | 顔など、ごく少量の脂肪除去 |
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必要な 施術回数 |
3回程度(範囲によって増減) |
効果 | 緩やか |
ダウンタイム | ほとんどなし |
メリット |
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デメリット |
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大橋 昌敬/THE CLINIC 統括指導医
脂肪吸引を検討される方がまず知りたいと思うことは、施術の内容、術後にたどるであろう経過と具体的なケア方法、手術の安全性、そして何と言っても、症例写真など実際に期待できる効果についてだと思います。本サイトでは、こうした点を部位別に詳しく掘り下げて、事細かな事例紹介と解説を試みました。また、当院では脂肪吸引の失敗修正も数多くお引き受けしているのですが、こうした経験を踏まえ、失敗修正に関する具体的な対策(修正方法)についてもご提案しています。
美容施術で後悔したり失敗してしまう方の多くは、圧倒的に情報弱者です。こうした被害を少しでもなくすためには、私たち医療者の側も、実態に即した情報を包み隠さずお知らせすることが必要だと考えています。本サイトもそのような思いから監修することにしました。脂肪吸引を検討する際の情報源の一つとして活用いただければ幸いです。